突然ですが皆さん、ファスナーポーチ得意ですか?
「作れる」「作れない」で言えば【作れる】けど
「上手に作れる」「上手に作れない」で言えば【上手に作れない】。
今この記事を見てくれているのはそんな人なんじゃないかな?と思います。
この記事(または動画)を参考にして頂ければ今よりうまく作れるヒントが得られると思います。
モヤモヤしながら繰り返し作品を作るより、10分手を止めて新しい発想を頭に入れて作業してみましょう。
というわけで、動画を用意しています。
こちらの動画にまとめてありますので、よければご覧下さい。
画像・文字ベースのほうが見やすいという方のために下記にもまとめていますので、このままスクロールして下さいね。
※必要なもの※
20㎝ファスナー・・・1本
表地(23㎝ × 15㎝)・・・2枚
裏地(23㎝ × 15㎝)・・・2枚
工程はこんな感じになります。
①ファスナーの端処理 → ②表地と裏地を一度縫い合わせる → ③縫い合わせた生地にファスナーを挟んで縫う → ④返し口を開けて周囲を縫う → ⑤表に返して返し口を綴じる
たくさん工程がありますが、この工程のうち私が力を入れて説明するのは①と②だけです!
説明していきます!
①ファスナーの端処理
ファスナーはそのまま利用すると余分なテープ部分を巻き込んで縫うことになり、仕上がりがキレイになりません。
また、端処理の仕方によって角の出方が変わります。
私は直角が好きなので、角が直角に仕上がることを前提に方法を説明していきます。
そのためのファスナー処理は下止側とスライダー側とで少しだけ処理が変わります。
①下止側
こちらは下止側です。
このままではテープ部分が縫われてしまうので、折って縫い止めます。
折り方はこちら。
まず手前にこのように折ります。
手前に三角に倒しています。
この折った部分を…
わかりますか?
三角に折った部分を奥に折り込んで、直角に折っています。
この状態で仮縫いをします。
以下の画像はダメな例です。
※左は折り目が浅い 右は折り目が深すぎます。
下止側は画像のように、下止めからみて直角になるように折り曲げることが大事です。
仮縫いしたファスナーがこちら。
こんな風に縫い止めておくと良いです!
これが下止側の処理です。
②スライダー側
問題はスライダー側の端処理です。
下止側と同じ意識でやると失敗します。
ちょっとしたコツですが覚えて頂ければと思います。
スライダーをしめた時、テープ部分がこのようにV字に開きますよね。
これを念頭において、こちらの画像を見て下さい。
スライダーを下げると、テープは平行になります。
スライダーを下げたこの状態で直角にテープを折って…
スライダーを上げると…
「へ」の字になっているのがわかりますか?
このままだと、仕上がりが直角にはなりません。
この状態でポーチを作ると角が飛び出たポーチになってしまいます。
なので…
このように、スライダーを締めた状態で折り目が直角(もしくは少しV字)になるご確認ください。
この状態で仮縫いをすることで、直角を目指せるファスナーになります。
②表地と裏地を一度縫い合わせる
通常であれば「裏地→表地」とそれぞれをファスナーに中表に縫い付けて、広げてステッチをかけると思います。
ですが、厚みや伸縮性により若干ずれたりしますよね?
接着芯を貼ってもいいけどその分厚みが出ちゃいますし…
そんなときに便利な縫い方がこちらです。
まず表地と裏地を縫い合わせてしまいます。
生地を開いて、縫い目に沿ってファスナーを置きます。
縫っていくときにズレやすいので、下記のように…
洗濯バサミやマチ針で止めます。
そしてエレメントに押さえを当てるような感じでゆっくり縫います。
縫い終わったら生地を開いてアイロンをかけます。
最後にステッチをかけます。
はい!
いかがでしたか?
ファスナーポーチを作るときはこのような作り方も一つです。
意外と楽なのでぜひ試してみてください。
またポーチを最後まで作成しているところを見たい方は動画のほうでご覧ください。
画像ばかりの記事で申し訳ありませんが、少しでも参考になればと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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