妻が正しいか。僕が正しいか。
出来事をざっと説明
妻「早く飲みなさい!大きくならないしょ!」
小学校3年生の娘が、朝食のときに牛乳を残していた。それを見かねた妻が言うのです。
148㎝の妻が。
(いや、お前小さいやないかーい:小声髭男爵風)
一度のやり取りで済むなら良いが、これがまた2度3度…飲み終わるまで無限に繰り返されるわけです。その都度大きくなっていく声。
この指示的なやり取りがたまらなく嫌いな私(168㎝)
私「そもそも我々が小さいのに、飲みたくない牛乳を飲んだからってそんな変わらんしょ」
妻「自分が小さいから子供に大きくなってほしいと思って何が悪いの!?」
カチーン
こんな感じのやり取り、ご家庭でありません?
私は説得力のない話しは基本的に嫌いです。(二人とも背が大きいとは言えないから)
だから我々夫婦が子供に大きくなること(背が伸びること)を強く求めることは、何だか私としては気が引けるのです。
似たような話を言えば、学生時代に精一杯勉強しなかった我々が「勉強しなさい」と言っているのと同じです。
(そりゃー無理だろ。自分も出来てないのに)
子供が自ら望んでいれば良いですが。それを言葉だけで強要するのは何か違うなー。
この一連の流れで、最近よく言われるんですよね…
妻「そうやって私が言っていることはすぐ否定する!」
いや、あなた(妻)が言っていることを否定しているのではなく、言っていることの筋が通っていないから否定しているんだと…。
この辺で軽く感情的になり、「これ以上はダメだな」と思い、無言を貫き始めます。(あとは喧嘩になるだけ)
実はこれって我が家では結構あるあるパターンです。(いや、みんなそうでしょ?)
振り返り
振り返ってみると、根本的に私が気になっているのは一点だけ。
「声を大きくして指示する様(サマ)を見るのが嫌」
ホントこれだけ。
結論だけ先に言うと【正しいか正しくないか】で考えるのであればどっちも正しくない。
妻が良くない点は、【牛乳を飲んでほしい】という結果に対して【感情】で向き合うところだと思います。
でも僕も僕で、ここでその想いをストレートに伝えず、言っていることの揚げ足を取ろうとするから、溝が深まるんだなー。(気付けよ的な?)
ここは反省必至です。なので僕の良くないところは…
「飲みたくなかったら飲まなくて良い」という子供の考えに沿ったように見せて、牛乳を飲むメリットを伝えずその場をやり過ごそうとしている
それはそれで良いこととは言えない。
ここは【牛乳を飲んでほしい】という妻の目的と【飲みたい!】と子供に思わせる何かを提供するという両面にコミットしなければならない。
咄嗟にこれを考えてやるのはかなり難しい(まだまだ修行が足りない)
例えば、ホットミルク・ココアなど「味を変える」…うんこが出やすくなるとか、筋肉がつく、風邪を引きにくくなるという「別のメリットを伝える」などをすることでその一瞬でも「あっ、飲みたい!」と思わせるような工夫をすれば良いのだ。(1時間前くらいの自分に教えてやりたい)
これをその場で考えて感情に任せず思考して口にするのが難しいんですよね…
自分だけ正しいと思ったらダメだなーと改めて思った日曜日の朝でした(結果的に半分ずつ娘と飲みました)